ユニフォーム作りってどうしたらいいのか知りたい方必見!
皆さんこんにちは、
野球のユニフォーム作りって、大変そうな
イメージがありませんか?
何を決めればよいかわからないし、何を基準
に選べばいいかわかない、値段もどのくらい
するのか、よくわからないと思います。
ユニフォームデザインやTシャツデザインから、
ロゴデザイン、WEBデザイン等、デザインを
オールラウンドに手掛ける LP Design 静岡
の鈴木です。
今回は、ユニフォームを注文する時に、どの
ような手順で、何に重点を置いて決めていく
とよいかを解説していきます。
大勢で決めようとしない
野球は9人でやるものだから、みんなが納得
いく、ユニフォームを作ろうろうと、全員が
満足いくユニフォームを作ろうなんて思って
いませんか?
そう思って、最初から、大勢を巻き込んで、
チームのライングループで共有しようもの
なら、とても大変。
みんな好き勝手に、自由な意見が出てきて
しまい、全然まとまりません。
方向性だけでも、みんなの意見を聞いてから
進めようとしたら、9名以上もいれば、その
方向性すら、なかなか決まらないことが、
本当に多くて、デザインの確認となれば、
なおさらまとまらず、時間ばかりかかって
しまいます。
理想は、デザインと価格の決定までを1~4人
くらいまでで、進めることができたらよいと
思います。
まず、ユニフォームを作る時のポイント1は、
70%から80%のところまで少人数で進めて、
理想は、3択くらいまで絞りこんでから、
チーム全体に展開し、投票したりすると、
上手くいきやすいと思います。
ユニフォーム作りの優先順位を決める
優先順位を決めておかないと、のちに迷う場面
が来た時に、なかなか決め切らず、もめること
となりやすいです。
少人数で進める体制でスタートしたとしても、
やっぱり、意見や想いは、それぞれバラバラな
事が当たり前。
私が、いつも提案する方法は、デザインや価格
などが、具体的に進む前に、優先順位を決めて
しまっておくことをお勧めします。
そうすると、大詰めで意見が分かれる、微妙な
時に、最初に決めた順位に沿って、決定すれば
いいわけです。
これをやっておかないと、95%くらい決まって
いたのに、意見が分かれて、「やっぱり最初から
決めなおそう」なんてことにもなりかねない。
何度か修正を行なっていたにもかかわらず、
最初とは全く違うイメージで、デザインを作って
ほしい、と依頼をいただくことも、たまにあり
ます。
まず、決めておくと良いと、提唱する優先順位
とは、以下の項目になります。
① デザイン性
(具体的にいうと、希少感。「他にないユニ
フォームにしたい想い」の度合い)
② 価格、予算感
③ 機能(素材やシルエットなど)
④ 納期(特に、追加の時にかかる納期を、
基準にする)
具体的なデザインや、価格が見てくる前に、
これらを決めておくと、最後に迷った時に、
優先順位が明確で、ブレずに決めることが
できます。
いざ、デザインや価格を知ってしまうと、
つい優先順位が逆転してしまうことが多い
からです。
業者に依頼する時に伝える情報の順番
聞いてしまえば、当たり前なことかもしれま
せんが、この順番を間違えて、デザイン事務所
やスポーツ店と、打ち合わせを進めていき、
素晴らしいデザインのユニフォームイメージが
出来上がり、値段も納得、となっても、最後の
最後に落とし穴が・・・。
なんて事にもなりかねません。
このポイントは、ユニフォームをデザインする
側の私がお伝えするのですから、間違いのない
情報です。
① 最初に伝えるべき情報→ 使用予定日
どんなことよりも、まず、最初に伝えるべき
情報は、使用日です。
極端なことを言えば、例え「1枚100万円
払うから作って」と言われても、物理的に、
どうやっても、間に合わすことができない事
はありえます。
先にも、お伝えした通りですが、デザインも
素晴らしいものが上がってきて、価格も納得
の値段だったとしても、いざ発注となった時
に、今月末の試合で使用しますって伝えたら
「間に合わないです」の一言・・・。
何てことはよくあります。
ご注文されるときに、デザイン事務所や、
スポーツ店に、伝えるべき最初の情報は
「使用予定日」です。
デザイナーやお店の店員さんは、その情報
から対応可能なメーカー、間に合いそうな
ユニフォームを検討し、絞り込んだ提案を
していきます。
逆に言えば、間に合いもしないのに、打ち
合わせしていたら、まさに「時間の無駄」
ですから。
まずは、「使用予定日を伝える」ことを
忘れずに、お願いします。
② 2番目に伝えるべき情報→ 予算、希望価格
予算を伝えておくことで、店員さんも出来る
こと、出来ないことの判断がつき、メーカー
や種類、マークの加工方法を絞り込んで、
ご提案することができます。
ユニフォーム作成の、ご依頼をいただく時に、
よく質問されるのですが、何も、決定して
いない状況で「ユニフォーム作りたいけど、
いくらでできる?」と、言われることが、
多いです。
デザインを含む、ユニフォームの制作は、
値段もピンキリで、無地のユニフォームに
片胸1重のマークで
作成すれば、ある程度安く創るすることも
できますし、デザインも素材もマークも、
全てにこだわって、制作させていただいた
場合は、先程のユニフォームの10倍位
するユニフォームを、ご提案することに
なります。
野球ユニフォームの値段は、それくらい
幅がありますので、まず予算感をお伝えする
ことで、希望とかけ離れた内容にならない
ようにすることができます。
これは私が言うべきことではないかもしれ
ませんが、コツは「思っている本当に予算
より少し下の金額」を伝えることです。
そうすることで、店員さんもしっかり吟味
してくれるでしょうし、最後に、どうしても
つけたくなったオプションなどが、出てきて
しまっても、追加金額が発生しても、本当の
予算内に収まる可能性があります。
③ これ以降に伝えるべき情報→ ウェア本体
へのこだわりや絶対に外せない条件
先の①②で伺った希望日や予算といった数値
での条件を伝達した後は、ユニフォーム本体
へのこだわりを伝えましょう。
「〇〇のイメージに近い」とかの情報でも
構いません。
具体的であればあるほど良いです。
見た目のこだわりならば、マークの加工方法
で値段の調整は可能ですし、こだわりの色が
あるならば、必然的に昇華のユニフォームで
作成することになるでしょう。
豪華さや高級感を出したいならば、刺繍の
ユニフォームをお勧めするでしょう。
①②の情報に③のご要望をプラスして、時間、
金額、仕様を掛け合わせた最初からある程度
絞り込んだ提案をしていただけるはずですし、
ご要望にも沿った提案になっているはずです。
この状態まで準備して、意見交換などを交わし
ながら、実際に、デザインの作成を3種くらい
行い、それぞれの、見積もりももらうことが
できたら、チーム全体で投票で決めるのが、
いいと思います。
この段取りをしっかり準備しておくと、ある
程度は、スムーズに事が流れ、依頼する人の
ストレスも少なく済むと思います。
ちなみに、これらのプロセスですが、やって
みると意外に楽しいもので、気の合う仲間と
想いをぶつけ合ったり、デザイナーや、店員
から、知らなかった知識などを、教えてもら
えた時など、とても楽しいことだと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
苦労して打ち合わせをし、悩んで、みんなを
まとめて発注し、出来上がったユニフォームが
届き、開封した瞬間、みんなで揃ってグランド
に集まった瞬間は、たまらない気持ちになると
思います。
LP Design 静岡では、デザインだけでなく、
プリント制作も承りますので、少しでも不安を
取りのぞける様、親切・丁寧にご対応します。
お客様に安心してご注文いただきたい、そして
オリジナルのユニフォームを楽しく作成して
いただけたらと思います。