ユニフォームのオーダー方法を知りたい方必見!
皆さんこんにちは、
野球ユニフォームに限らず、どんなスポーツや
職場のユニフォーム、イベントの衣装を創る時
でも、そのアクションは、単なる自分が着る為
の服を選び、購入することとは異なり、仲間が
揃って、そのウェアを着ることの意味があると
思いませんか?
ユニフォームデザインやTシャツデザインから、
ロゴデザイン、WEBデザイン等、デザインを
オールラウンドに手掛ける LP Design 静岡
の鈴木です。
野球のユニフォームを、仲間と揃えて創る
ということは、自分達のチームのメンバーが
集まっている想いや意味を、ウェアを通じて、
表現することであり、そのでき上がった、
ユニフォームは正に、「仲間との絆」や
「チームの個性」を表現するものであり、
その上で、オーダーする際の注意点を詳しく
解説していきます。
野球ユニフォームのオーダーとは
仲間の証である、ユニフォームに袖を通した
瞬間から、そのチームの一員としての誇りや
熱い想いを共有し、試合に挑まれている方も
沢山おられることでしょう。
そんな野球ユニフォーム創りだからこそ、
皆さんの想いに寄り添って、チーム毎に、
異なる様々な、想いやニーズを形にして
いくのが、ユニフォームのオーダーです。
生地の決定(シャツ生地)
野球のユニフォームシャツで、使用する生地は
大きく分けて二つの種類に分かれております。
ひとつは、丸編みと呼ばれる生地で、強みは
伸縮性があり、柔らかく着心地がよいです。
弱みは、引っ掛けに弱く、傷がつくと伝線して
しまい、糸がスルスルと抜けて線状の傷がつい
てしまうことです。
もう一つは、トリコットと呼ばれる生地で、
縦と横に編み込む製法で、強みは丈夫な事、
弱みは、伸縮性が丸編みに比べて少ない
ことです。
ただ、一般の方が実際のユニフォームや生地を
見ても、これらの判断はなかなかつかない為、
実際は生地の風合いは、メッシュの柄などを
基準に決められることをお勧めします。
ぜひ、実際にお店へ行き、各メーカーのサン
プルなどに触れてみることで、好みの生地を
探してみてください。
また、生地のカラーも各社ごと、いいえ、同じ
メーカーのユニフォームでも、生地が異なれば
同じカラーでも色が異なります。
完成してしまってから後悔しないように、必ず
実物の生地で、確認されることをお勧めいたし
ます。
基本的な形の選定
どのメーカーでも、ユニフォームの色を変更
できる箇所を特定できる基本の型があります。
これは昇華という技術で作成するユニフォーム
でも、染色した生地を裁断して、縫製して作り
上げるユニフォームであっても、どちらも同じ
です。
(例外は昇華のユニフォームのフリーデザイン
での作成で、こちらはお客様が自由にデザイン
したユニフォームを作成する方法となります)
各社とも、プロ野球などで採用されている、
シルエットに近いデザインと、各社ごとの、
オリジナルデザインがあります。
これは各社のカタログを比較しながら、検討
いただくこととなりますが、完成イメージの
一番の基礎となる選定ですので、同じリーグ
のチームなどと、被らないように、良く研究
して選定されることをお勧めいたします。
デザイン制作
製作方法を決定する
(昇華、縫製、在庫商品を使用する、圧着、
刺繍など)
デザインが決まったら、予算と照らし合わせ
ながら、製作方法を決定します。
ここで難しいのは、デザインやカラーによって
は、昇華でないと作れないデザインがあること
です。
(デザイン決定段階で同時に製作方法も決め
ながら進めると、スムーズに進みます。)
同じデザインでも、圧着で作成することも、
刺繍を使って作成することもできる、ユニ
フォームが沢山あります。
ご予算と相談しながら、製作方法を決定して
いきましょう。
サイズを決める
各メーカーのカタログや、WEBカタログには、
サイズ表があり、日本のメーカーでしたら、
ほとんどのメーカーが、JASPOという規格に
基づき作成していますので、大きな差はあり
ませんが、それでもメーカーごとに少し異なり
ます。
可能な限り店頭で、サイズサンプルを借りたり、
送ってもらうなどして、袖を通してサイズ確認
してから、製作することをお勧めいたします。
予算とできること
大まかにですが、これくらいの予算で、この
ようなユニフォームが作れる、というグループ
分けをしてみました。
価格 | できること |
4000円前後 | ・海外製のTシャツタイプの昇華ユニフォーム ・定番セカンダリーユニフォームにダイレクト昇華マーク (背番号まで入れると5000円超えることが多い) |
6000円前後 | ・海外製2ボタン昇華ユニフォーム ・海外製フロントオープンユニフォーム ・定番ユニフォームに圧着マーク |
8000円前後 | ・定番昇華ユニフォーム (ナショナルブランドの海外生産) |
10000円から 12000円 | ・定番昇華ユニフォーム (国産) ・刺繍ユニフォーム |
15000円以上 | ・フリーデザイン昇華ユニフォーム ・基本スタイルもオーダーユニフォーム+刺繍ユニフォーム |
使用日の決定
野球ユニフォームを作成するにあたって、まず
決めなくてはいけない項目はいくつかありますが、
一番最初に決めるべき項目は、使用日をいつに
するか(試合や練習、着用日の決定)です。
様々な作り方がある野球ユニフォームにおいて、
製作方法毎に必要とする時間が異なる為、まず
最初の絞りこみは、いつまでに完成しなければ
いけないか、になります。
その決定によって製作方法(昇華、刺繍、圧着、
定番ユニフォームを使用する、別注ユニフォーム
で作成ができる)などを、絞り込むことができ
ます。
おおまかでいいので予算を決める
製作方法や作る場所によって、金額が大きく
変わる野球ユニフォームは、ご希望のご予算
を伝えることで、選択肢を絞ることが可能と
なります。
チームの全員に、納得してもらう金額で作成
することは、とても大変な事なので、事前に
目標とする予算を決定しておいて、相談する
と、とてもスムーズに話が進みます。
よく聞く声としては、デザインを先行して
進めていき、カッコいい希望のデザインが
出来上がり、チームの仲間もハイテンション
になった後で、見積もりをもらってみたら、
想定していた予算の1.5倍の価格となり、
一気に、みんなのテンションが下がって
しまい、新しいユニフォームを諦めた…。
なんて話があります。
「多少の予算オーバーは仕方ないとしても、
1.5倍はあり得ない….」と、こんな事がない
ように、最初に予算感を決めておくことが、
とても重要になります。
これは、大まかで構いません。
デザインの決定
上記ふたつの情報を、先にいただいていること
により、製作方法で使用できるデザインの絞り
込みができます。
使用日が決まっているならば、逆算して〇〇日
までに、内容のすべてを決定する必要がある
ことを共有して、同じ目標に向かって決定事項
を決めていきます。
ご予算をうかがっていることで、選択肢から
選ぶことができない製作方法を先にお伝えし、
選択可能な製作方法で実現できるデザインを
やり取りしていきます。
個人明細(サイズ、番号等)を決定する
イメージが決定したら、次に、メンバーのユニ
フォームサイズと、番号の情報をまとめます。
※これは、本当に些細な事ではありますが、
その表を作成するにあたって、番号順に上から
まとめていくことが多いのですが、サイズ毎に
まとめた方が、間違いが少なくなるように思い
ます。受け手の勝手な想いですが、参考にして
みてください。
製作→納品
すべての必要情報を漏れなく渡しましたら、
ユニフォームの製作に取り掛かります。
選んだ製作方法毎に、工程の順番は異なります
ので、ユニフォーム製作指示書を作成し、各
セクションに、同時に情報を発信して、スケ
ジュール管理を行います。
お店選びの注意点
仲間と共に戦う為の、絆と想いを共にする、
野球ユニフォームは、ぜひとも、信頼できる
お店に相談するようにしてください。
その信頼できるお店の特徴は、私の私見に
なりますが、以下になります。
①比較したり、生地や加工方法を確認できる
ユニフォームサンプルを保有している
②実績商品の写真や実物サンプルがあり、
最近作成したと思われるユニフォームがある
③ネットショップの場合は、勇気を出して、
電話で質問してみて、対応や質問に対しての
返答がきちんとしているか確認してみること
④ネットショップの場合、住所があり得ない
ところになっていないか、チェックすること
⑤店員さんが親身になって、相談に乗って
くれるお店
⑥新規の注文だけでなく、追加オーダーに
対しても、安心して対応してくれるか確認
すること
これらを満たすお店などで、ご注文される
ことをお勧めいたします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
以前のブログに共通することも、お伝えはしま
したが、オリジナルのユニフォームを製作する
には、本当にたくさん決めること、依頼する前
にまとめておくことがあります。
途中でトーンダウンしてしまい、製作を諦めて
しまわないためにも、みんなで方向性を、共有
していくことが、大事になります。
LP Design 静岡では、デザインだけでなく、
プリント制作も承りますので、少しでも不安を
取りのぞける様、親切・丁寧にご対応します。
お客様に安心してご注文いただきたい、そして
オリジナルのユニフォームを楽しく作成して
いただけたらと思います。